初の100ギガBDレコーダー

シャープは2010年7月16日、記録容量が従来の2倍に当たる100ギガバイト(1ギガは10億)のブルーレイ・ディスク(BD)に対応したBDレコーダー2機種を開発、30日に発売すると発表した。100ギガバイトの新規格BDに対応したのは世界初。発売する「アクオスブルーレイ」の2機種は3D(3次元)映像にも対応し、店頭想定価格はそれぞれ約20万円と30万円。1時間テレビドラマ11話分を1枚のBDに録画できるほか、「5倍モード」なら約40時間分を収録できる。100ギガバイトの録画用BD(5000円)も同時発売する。100ギガバイトのBDは「BDXL」と呼ばれる新規格で、6月に世界の主要電機メーカーで構成する業界団体が認証した。これまで2層だったディスクの記録層を3層以上に増やし、記録容量を拡張。同社は2009年6月にパイオニアと合弁会社を設立、対応レコーダーの開発を進めていた。

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