市有地落札で初の0円未満

埼玉県深谷市は2018年12月26日、使われていない市有地の売却のため、予定価格をマイナスに設定した入札を実施し、マイナス795万円で落札されたと発表した。0円未満での落札は初とみられる。落札者が建物の解体費を負担する一方、落札額は市が負担する。市によると、物件は廃校となった市立小の体育館の敷地約1500平方メートル。市の見積もりで体育館の解体費が土地の評価額を上回ったため、予定価格をマイナス1340万6千円に設定していた。

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