雑踏事故で警察官に初の有罪判決

花火大会の見物客ら11人が死亡、247人が重軽傷を負った2001年7月の兵庫県明石市の歩道橋事故で、業務上過失致死傷の罪に問われた5人の判決が2004年12月17日、神戸地裁であった。森岡安広裁判長は「混雑防止のための有効な方策はとられなかった」などとして、元明石署地域官の被告と元警備会社元大阪支社長の被告に、禁固2年6月の実刑、大会を主催した市側の3被告にいずれも禁固2年6月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。雑踏事故で警察官が有罪となったのは初めて。

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