主要メーカー初、白熱電球製造を中止

東芝は2010年3月17日、家庭向けの電球として長く親しまれてきた一般白熱電球の製造を中止した。創業者のひとりの藤岡市助氏が1890年に日本で初めて製造して以来、120年の歴史に幕を下ろした。今後は省エネ性が高く、寿命も長い電球型蛍光灯や発光ダイオード(LED)電球に生産を移す。東芝の国内シェアは数量ベースで約3割といい、主要メーカーが一般白熱電球の製造を中止するのは初めて。

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