自動車国内生産が過去最大の減少

日本自動車工業会が2011年5月31日発表した4月の自動車国内生産実績は前年同月比60.1%減の29万2001台だった。下落幅は3月(57.3%)を上回り、1966年の統計開始以来、過去最大となった。前年を割り込むのは7カ月連続。東日本大震災による工場被災に加え、部品のサプライチェーン(供給網)の寸断で、各社とも生産停止や大幅な減産を強いられたことが響いた。

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