航空機上で初の生ビールの販売

ANAは2010年7月20日、機上での生ビールの販売を開始した。同サービスは航空機専用のビールディスペンサー開発により実現したもので、機内での生ビールの提供は世界初。ビールディスペンサーは、ANAとホシザキ電機が共同で開発。一般的な地上用ビールディスペンサーは、航空機内への持ち込みが認可されていない炭酸ガスボンベ(高圧ガス)が必要だが、今回開発された航空機用はドライアイスを使用する。ドライアイスから昇華した炭酸ガスを高圧ガス化しないよう容器に備蓄し、ガス圧力の調整を可能にすることで、上空の低い気圧の環境下でも生ビールをおいしく注げるという。

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