最小の恐竜の卵化石

世界最小の恐竜の卵の化石が兵庫県丹波市で見つかったと筑波大や兵庫県立人と自然の博物館の研究チームが2020年6月23日発表した。2019年1月から3月にかけて、丹波市にある約1億1000万年前の地層を調べたところ、1300点ほどの恐竜の卵の化石などが見つかったが、このうち最も小さい卵は長さ約4.5センチ、幅約2センチで、非鳥類型の恐竜の卵としては世界最小。重さは約10グラムでウズラの卵ほど。殻の構造などからティラノサウルスなどと同じ獣脚類に属する恐竜が産んだ新種の卵と確認された。

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