最軽量、最短の未熟児に人工心肺使い心臓手術成功

静岡県立こども病院は2008年4月14日、33週、1176グラムで生まれた未熟児の、1万人に1人の難病とされる「総肺静脈還流異常症」の手術に成功したと発表した。手術を受けたのは、同県島田市の会社員(28)の長男。同症の手術成功例としては、出生時の体重、胎内にいた週数ともに全国で最少。総肺静脈還流異常症は、左心房に流れ込むはずの肺静脈が右心房に還流する先天性の心疾患。

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