国内初の燃料電池車、商用実験

米運送会社の「フェデラル エクスプレス(フェデックス)」は2003年7月9日、米ゼネラル.モーターズ(GM)製の燃料電池車を配送業務に利用する実験を、東京都内で始めた。乗用の燃料電池車は2002年12月、トヨタ自動車とホンダが政府向けに、世界で初めてリース販売したが、配送業務など商用に燃料電池車を使うのは国内で初めて。実験に使用するのは、GMグループの独オペルのワゴン車を改良したもの1台で、液体水素を燃料に走る。1回燃料を満タンにすると約400キロ走行できる。液体水素は、6月に開設された有明水素ステーションで補給する。

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