国内初「H1型」の集団感染

茨城県北茨城市で2002年2月から4月にかけ、中学生らがはしかの症状を訴える集団感染があり、県や国立感染症研究所の調査委員会は2002年11月28日、韓国や中国で主流のH1型ウイルスによる集団感染と断定した。県保健予防課によると、国内で同型ウイルスによる集団感染が確認されたのは初めて。同市では中学生ら109人が症状を訴えたが、7割以上がワクチンを接種していたことから、県などが原因を調べていた。

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