国内初、夫の生前の精子で出産

西日本在住の30歳代の女性が、医療機関に凍結保存していた夫の精子で、夫が病死した後に人工授精し、2001年5月に男児を出産していたことが2002年6月24日わかった。夫の生前の精子を使って出産した事例は海外にはあるが、国内で判明したのは初めて。夫の死亡に伴い夫婦関係が消滅したため、男児は法律上、夫の子として認められていない。

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