国内最古のアリの化石発見

福島県いわき市大久町小久の白亜紀後期(8500万年−8800万年前)の地層から、国内最古の約8500万年前のアリの化石を含むこはく2つが発見されていたことが2003年10月3日、分かった。アマチュア自然科学研究者で作る「いわき自然史研究会」の鈴木千里代表(53)が2003年8月上旬までに直径7−8センチのこはく2つを見つけ、中にアリかハチが含まれていることを確認。蟻類研究会の久保田政雄会長に鑑定を依頼した。白亜紀のアリはこれまでに米国やロシアで数例発見されているが、国内で発見されてのは初めて。

1