国道に横断歩道を無断で描き道交法違反で初の送検

愛知県警半田署は2001年11月14日、客に便宜を図るため、県公安委員会の許可なく、国道上に横断歩道を無断で設置したとして、同県南知多町の旅館経営者(49)ら6人と、名古屋市と半田市の道路標識設置会社2社を道交法違反(道路における禁止行為)の疑いで、名古屋地検半田支部に書類送検した。半田署によると、同容疑での立件は全国初。調べでは、旅館経営者は6月28日に、南知多町にある自分の旅館の入り口前と駐車場前の国道247号線(幅6メートル、片側1車線)、さらに約800メートル西にある別に経営するホテル前の同国道の計3カ所に、県公安委員会の許可を得ずに、正規と同じ規格で横断歩道を塗料で描いて設置した疑い。

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