国勢調査人口、初の減少

総務省は2016年2月26日、2015年国勢調査の速報値を発表した。外国人を含む人口は、15年10月1日時点で1億2711万47人。10年の前回調査から94万7305人(0.7%)減り、1920(大正9)年の調査開始以来、初めてマイナスに転じた。内訳は、男性が6182万9237人、女性が6528万810人。都道府県別では39道府県で人口規模が縮小し、東京圏などを除き全国的な傾向。同省統計局は「別の統計でも、出生数から死亡数を差し引いた『自然減』が大きいことが分かっており、はっきりと人口減少に入ってきた」と分析している。

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