国所轄の学校法人へ初の解散命令

多数の中国人留学生が首都圏に移り住んだことなどから経営破たんした山形県酒田市の酒田短大を運営する学校法人瑞穂学園に対し、文部科学省は2004年7月13日、近く解散命令を出すことを決めた。大学設置・学校法人審議会が同日、命令を「妥当」とする答申を出した。私立大や短大などを運営する国所轄の学校法人への解散命令は初めて。酒田短大は現在、学生も教職員もおらず、校舎なども差し押さえを受け休校状態が続いている。

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