高速営業車両初のフルアクティブサスペンション

E2系1000代新幹線電車は、高速走行時の車両動揺を抑えるため、両先頭車両とグリーン車に高速営業車両としては世界初のフルアクティブサスペンションを採用し、そのほかの車両にはセミアクティブサスペンションを導入した。フルアクティブサスペンションは、左右方向の揺れをセンサにより検知し、圧縮空気で台車内のアクチュエータを動かして強制的に揺れを抑えるシステムで、車体間ダンパの採用による相乗効果により大幅な乗り心地の向上が実現した。

1