高額納税者公示でサラリーマンが初めてトップ

国税庁は2005年5月16日、04年分の確定申告で所得税額が1千万円を超えた高額納税者を全国524税務署で公示した。公示対象者は7万5640人で、1位は約37億円の納税額で、投資顧問会社で運用部長を務める男性(46)。サラリーマンがトップに立つのは初めて。納税額から計算すると、給与は100億円を超えるという。担当する企業年金などの資金の運用利回りが好調で、会社からの成功報酬が跳ね上がった。

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