警察がストーカー対策にGPS探知を初採用

千葉県警は、大手警備会社「セコム」と提携し、ストーカー被害者に、現在いる位置が検索できる非常ボタン付き携帯端末を無償で貸し出す試みを始めた。いざという時、被害者がボタンを押すと、GPS(全地球測位システム)衛星と携帯電話の基地局を経由して、位置情報が秒単位で県警に入り、犯人検挙に役立てることができる。同様の位置検索システムは、痴ほう症のはいかい老人や迷子の発見、盗難に遭った自動車やオートバイの検索などで活用されているが、警察のストーカー対策で使うのは初めて。(2003年1月8日)

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