刑務所へ初の立ち入り検査

高松刑務所が香川県内の衣料品製造業者の注文で、受刑者の刑務作業として、中国で生産された手袋約1万2000組について「中国製」の商品タグを「日本製」のタグに付け替える偽装をしていたことが分かり、公正取引委員会は2003年7月29日までに、景品表示法違反(優良誤認)の疑いで業者と高松刑務所を立ち入り検査した。刑務所への立ち入り検査は初めて。公取委は調査の上で排除命令などの措置を取る。法務省も偽装の事実を確認、適正な刑務作業を全国の刑務所に指示した。

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