公立高校でエアコン導入し生徒から空調代を初徴収

大阪府教育委員会は2003年9月22日、来年度から始める府立高校の全普通教室へのエアコン一斉導入に当たり、生徒から年5400円(全日制)の空調代を徴収することを決めた。府教委によると、空調代は電気代やメンテナンス費用の一部に使い、授業料のような減免措置は設けない。教諭らが家庭訪問をして督促しても滞納が続いたら出席停止とし、さらに2カ月滞納したら、校長の判断で退学処分にすることもあるという。府教委によると、都道府県の公立高校で、すべての普通教室にエアコンを導入するのは大阪府が初めて。

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