空自初、女性の戦闘機パイロット

航空自衛隊の戦闘機教育課程の修了式が2018年8月23日、新田原基地(宮崎県新富町)で行われ、空自で初となる女性の戦闘機操縦士が誕生した。松島美紗2等空尉(26)で、今後、数か月の訓練を経たうえで、F15戦闘機の操縦士として領空侵犯の警戒任務などに当たる。戦闘機操縦士は、音速の倍の速さで飛ぶ機体を操り、地上の9倍ほどの重力がかかる状態で任務に当たる。空自は長らく、身体への負担を考慮して女性の配置を制限してきたが、男女共同参画の流れを受けて2015年に制限を撤廃した。

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