映画館売上高過去最高、初の2000億円超

経済産業省は2002年7月26日、映画やテーマパークなどを調査対象とした2001年特定サービス産業実態調査を発表した。それによると、映画館の年間売上高は大ヒットした「千と千尋の神隠し」の影響で、前回調査(97年)比32.9%増の2007億円となり、初めて2000億円を突破した。映画館数(スクリーン数)も前回調査より41.3%増の2311に達した。一つの建物に複数のスクリーンを設置し、様々な映画を同じ建物内で楽しめる「シネマコンプレックス」方式の映画館が増えているためで、好調な売上を下支えしている。

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