過去最大の高速回数券偽造事件

約480万枚(額面総額約40億円)に上る高速道路回数券を偽造していたとして、東京都内の印刷業者や製版会社社長ら13人の偽造グループが、警視庁捜査2課に有価証券偽造などの疑いで逮捕されていたことが2004年12月1日わかった。高速道路の回数券を巡っては過去最大規模の偽造事件。押収分を除く350万枚以上は、すでに金券ショップなどで換金されたとみられる。偽造回数券は、いずれも精巧で、真券を横に並べて細かくチェックしないと偽造だと分からないほどだという。同課は、背後に暴力団が関与している疑いが強いとみて組織の全容解明を進めている。

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