家畜伝染病予防法違反で初判決

京都府丹波町の鳥インフルエンザ感染隠ぺい事件で、鶏大量死の届け出を怠ったとして家畜伝染病予防法(届け出義務)違反の罪に問われた浅田農産と社長の浅田秀明被告(41)の判決で、京都地裁の東尾龍一裁判長は2004年8月10日、浅田被告に懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)、同社に罰金50万円(求刑罰金50万円)を言い渡した。家畜の伝染病予防を目的にした同法の違反事件で、判決が言い渡されるのは初めて。

1