一連地震で2回の震度7を初観測

気象庁は、2016年4月16日未明に熊本県で起きたマグニチュード7.3の「本震」とされる地震について、益城町と西原村で震度7を観測していたと発表した。この地震が起きた際、益城町と西原村の震度計のデータは、停電などで送信されておらず、気象庁が震度の解析を進めていた。益城町では、震度7の揺れを14日と16日の2回観測したことになり、一連の地震活動の中で震度7を2回観測したのは1949年に「震度7」の階級ができて以降、今回が初めて。また、震度7を2か所以上の観測点で観測したのも、この地震が初となる。

1