移動式交番を全国初導入

2005年4月、熊本県警は災害発生地域の犯罪防止などを目的とした「移動交番車」を導入した。同県警によると、移動交番車の配備は全国初。キャンピングカーを白黒に塗装し、赤色灯を設置。車内はキッチンや簡易トイレがあり、4人が寝泊まりできるという。導入のきっかけは、2003年7月に同県水俣市で起きた土砂災害。パトカーやテントなどで警備していたが、目立つ車両が常駐することによる防犯効果のほか、住民に安心感を与えることも期待している。1台約470万円。

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