ペット共生住宅で猫にマイクロチップ埋め込みを初の義務化

都市基盤整備公団は、公団住宅初のペット共生住宅「潮見駅前プラザ一番街」(東京都江東区潮見、賃貸、145戸、2002年3月入居開始)で飼われる猫について、飼い主などのデータを記録したマイクロチップ(電子標識器具)の埋め込みを入居の条件にした。民間の集合住宅も含めてこうした試みは初めて。捨て猫を防ぐだけではなく、飼育者の責任を明確化する。超小型集積回路(IC)チップは長さ約11ミリ、直径約2ミリと小さく、動物の首の裏の皮下に専用の注射器を使って獣医師が埋め込む。

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