ヘイトスピーチに初の条例案

民族差別を助長するヘイトスピーチ(憎悪表現)の抑止に向けた全国初の条例が、2016年1月15日の大阪市議会で成立した。条例では、ヘイトスピーチを「特定の人種や民族の個人.団体を社会から排除し、憎悪などをあおる目的で誹謗(ひぼう)中傷すること」などと定義。ヘイトスピーチを行ったと有識者の審査会が認定した個人・団体名を市のホームページなどで公表するとした。半年程度の周知期間を経て施行する。

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