フル電動自転車を道交法違反で全国初摘発

大阪府警は2009年3月27日、フル電動自転車の一斉取り締まりを行った。フル電動自転車の利用者に道交法違反で交通反則切符を切ったのは全国初。フル電動自転車は外見は自転車そっくりだがサドルの下にモーターを搭載。スイッチで作動し、ペダルをこがなくても時速約20キロで走行できる。モーターでペダルをこぐ力を補助する「電動アシスト自転車」とは異なる。フル電動自転車は「ペダル付き原動機付自転車」に分類され、公道走行にはナンバーの登録や免許証の所持、ヘルメットの着用、方向指示器や速度計などの整備が必要。府警交通指導課によると、2001年ごろから雑貨店やインターネットで1台3万〜7万円で販売され、大阪市内だけで250台以上が出回っているという。

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