ドロップシッピング詐欺容疑で業者を初逮捕

インターネット上の店舗で個人が業者に代わって商品を販売する「ドロップシッピング(DS)」商法を巡り、もうかると約束して契約者から現金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課などは2012年3月3日、インターネット関連会社「サイト」(東京都台東区)の元社長(41)を詐欺容疑で逮捕した。他にも数人を取り調べている。DS業者の逮捕は全国初。サイト社は08年6月から2年間で少なくとも約430人から4億1000万円を集めたとみられ、経緯を追及する。逮捕容疑は、「2〜3カ月で元は取れる」などと架空のもうけ話を持ちかけ、契約者からネット店舗のホームページ(HP)開設費名目などで現金をだまし取ったとしている。

1