ダニ媒介脳炎で国内初の死亡例

北海道は2016年8月16日、マダニにかまれて発症するウイルス感染症「ダニ媒介脳炎」で入院していた道内の40歳代男性が死亡したと明らかにした。同脳炎による死亡例は国内で初めて。男性は同年7月中旬、道内のやぶの中に入ってマダニにかまれたとみられる。その後、発熱や筋肉痛、髄膜炎などの症状が出た。7月25日に入院し、8月13日に死亡した。国内の同脳炎感染は1993年に北海道で確認された1件だけで、今回が2件目。

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