ジャンプW杯 最年少で日本人初優勝

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子蔵王大会は2012年3月3日、山形市蔵王ジャンプ台(HS100メートル、K点90メートル)で個人第10、11戦が行われ、午後の第11戦で高梨沙羅(北海道・上川中3年)が初優勝を果たした。今季から始まった女子W杯で日本人が勝つのは初めてで、15歳4カ月での優勝は男女を通じて史上最年少。高梨は第11戦の1回目でジャンプ台記録に並ぶ102.5メートルの大飛躍でトップに立ち、2回目が助走路状態の不良などでキャンセルとなったため、1回目の成績で優勝が決まった。

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