アスベスト使用店舗に勤務が原因、中皮腫の発症を初確認

壁にアスベスト(石綿)が吹き付けられた店舗に33年間勤務していた男性が、がんの一種「中皮腫(ちゅうひしゅ)」を発症して死亡していたことが2005年7月7日、「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」代表の名取雄司医師らの調査でわかった。アスベストが建材として使われた建物内での勤務が原因とみられる中皮腫の発症が確認されたのは、国内では初めて。

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