リニア技術応用した初のエレベーター開発

東芝エレベータは2006年1月17日、磁気浮上式リニアモーターカーに似たシステムを使う世界初のエレベーター装置を開発したと発表した。高速運転の時でも乗り心地がよいといい、08年春の製品化を目指す。エレベーターは、通常はカゴに付く車輪がレールに接しており、位置のずれなどを防ぐが、新装置ではリニアのような「磁気浮上制御」でカゴとレールを接触させずに走らせることができる。このため、乗り心地がよく、騒音も減るという。

1