リミッター解除を初摘発

大型トラックの速度を時速90キロに抑えるリミッター(速度抑制装置)を解除したとして、大阪府警交通捜査課などは2004年7月14日、道路運送車両法違反(不正改造)容疑で、運送会社3社の運転手計11人と3社のうち2社を書類送検した。リミッターは2003年9月に義務付けられ、解除を不正改造容疑で摘発するのは全国で初めて。トラックは三菱ふそうトラック・バスといすゞ製で、運転手は装置付近をひもで縛ったり、配線を操作したりする簡単な方法で解除していた。

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