マンション「民泊」差し止め、地裁が初判断

マンションの部屋に旅行者を宿泊させる「民泊」の是非が争われた仮処分裁判で、大阪地裁が、マンション管理組合の主張を受け入れる形で部屋の区分所有者に差し止めを命じる決定を出したことがわかった。民泊を禁じる司法判断が明らかになるのは初めて。決定は2016年1月27日。大阪市内にある100戸超の分譲マンションで、2015年3月頃から、特定の2部屋に出入りする外国人が急増。管理組合は民泊を行っている可能性が高いと判断し、2015年11月に仮処分を申し立てた。このマンションの管理規約には「専ら住居として利用する」との条項があった。

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