DV防止法で初の逮捕

暴力防止・被害者保護法(DV防止法)に基づき、妻への接近を禁止する保護命令を受けたにもかかわらず、妻の住む実家に押し掛けたとして、香川県警高松南署は2001年12月14日、高松市内の会社員の男(24)を同法違反と住居侵入の疑いで逮捕した。DV防止法での逮捕者は、同年10月の法施行以来、全国で初。男は、日常的に暴力を受けていたとする妻からの申し立てに基づき、11月8日、高松地裁から2週間の自宅からの退去と、6か月の妻への接近禁止を命じられていた。

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