ぜん息の噴霧吸入剤、副作用死を初認定

患者の死亡例が相次ぎ、厚生省(当時)が子供への使用中止を呼びかけたぜんそくの発作を抑える噴霧式吸入剤・フェノテロール製剤(商品名・ベロテックエロゾル)を使用していて急死した3人の患者について、厚生労働省所管の「医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構」は2002年1月12日までに「副作用による心肺停止死」と初めて認定、公的救済として遺族への一時金や年金などの給付を決定した。

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